このフライはエルクヘアカディスのボディにピーコックハールを使用したパターンになります。
渓流魚からは、もちろんカディスにも見えますし、テレストリアルにも見える万能なフライです。
初夏から夏のシーズンにはもってこいのパターンになります。
マテリアル
＜ピーコックカディス＞
フック：TMC 100 #14.
スレッド：ユニスレッド 6/0(タン)
ボディ：ピーコックハール
ハックル：コックネック(グリズリー)
ウィング：エルクヘア
巻き方（手順）
①スレッドでシャンク全体に下巻きをします。
②ハックルを取り付けます。
③ピーコックハールを取り付けます。
④ピーコックハールをシャンクに巻き付けていきます。
⑤ハックリングしていきます。
⑥ハックルの上側をカットします。
⑦ウィング材のエルクヘアを取り付け、固定出来たら前方側の余ったエルクヘアをカットします。
⑧ウィップフィニッシュして固定します。
⑨余ったスレッドをカットし、ヘッドセメントを付けたら完成です。
タイイング動画
まとめ
ボディにピーコックハールを使用したテレストリアルにも見えるカディスパターンです。
使い方としてはナチュラルドリフトで使用するのが一番オススメですが、流れの緩い場所や反転流では、モゾモゾとフラッタリングさせるのも効果的です。
浮力も視認性も良好なので、一日をこれ１本で通してもいいくらいの強力なフライです。
