ユスリカのラーバをイミテートしたフライで、解禁当初の早春からシーズン通して使える優秀なフライです。
また、このパターンに限らず、ミッジサイズのニンフ(マイクロニンフ)は流れの緩い場所のライズが終わった後の攻略にも効果的で、止水でのスレたマスにも効果的です。
マテリアル
<ミッジラーバ>
フック:TMC 212Y #21
スレッド:ユニスレッド 8/0(ブラック)
ボディ:ラーバレースMIDGE 18-24 (オレンジ)
ソラックス:ピーコックハール
巻き方(手順)
①スレッドでフックの2/3程度まで下巻きをします。
②
②ラーバレースを取り付け、スレッドをアイ側に移動させておきます。
(一旦ハーフヒッチで仮止めしておくと、次のラーバレースの巻き付け時にスレッドがアイ側でほどけていく事を防げます。)
③ラーバレースをフックに巻き付けていきます。
④ラーバレースをアイの手前まで巻いたらスレッドで固定し、余ったラーバレースをカットします。
⑤ソラックス部分にピーコックハールを取り付けます。
(ここでも一旦ハーフヒッチで仮止めしておくと、ピーコックハールの巻き付け中にスレッドがほどけるのを防止できます。)
⑥ピーコックハールを巻きつけます。(2~3回程度)
⑦ピーコックハールをスレッドで固定し、余ったピーコックハールをカットします。
⑧アイのすぐ後ろでハーフヒッチを数回します。
⑨余ったスレッドをカットします。
⑩ヘッドセメントを着けます。
⑪完成
タイイング動画
使い方
基本的にはルースニングで使用しますが、アタリはものすごく小さく繊細なものになります。
その為、マーカーはできる限り浮力の小さいものを使用するようにしてください。
または、ドライフライをマーカーの代わりにしたり、マーカーを外してラインでアタリをとるようにするのも良いかと思います。
まとめ
ユスリカのラーバをイミテートしたフライですので、解禁当初の早春からシーズン通して使える優秀なフライです。
止水でのスレたマスや、緩い流れの中のライズが終わってしまった後の攻略にも効果的です。
簡単に巻けて使い勝手も良いフライですので、何本かストックさせておくことをオススメします。